「貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください」(通称「お金のお守り本」)という本を読んでかなり衝撃的だったのが、
「貯金でお金が減る」というセリフ。
「そんな訳ないじゃん!」と思ったそこのあなた。
実は、インフレが進むとお金の価値が下がるので、実質お金が「減っていく」のです…!
おじいちゃんもおばあちゃんも、お母さんもお父さんも、
みんな「貯金しなさい」と言っていたけど、貯金でお金が増える時代は終わっていたのです…泣
以前の私と同じように思っている方は、「お金のお守り本」で令和のお金の貯め方を学びましょう!
・年金なんてどうせもらえないでしょ?
・老後2000万円なんてどう貯めればいいの?!
・NISAやiDeCo、ふるさと納税とか気にはなっているけど、面倒くさそうだしよく分からん
・税金とか保険料とか、よく分かんないけど国が管理してるから気にしなくていいよね
この本であなたの金融リテラシーに大革命が起き、お金の不安がぶっ飛びますよ♪
この本のタイトルはとっても長いので、ここでは通称名の「お金のお守り本」と呼びます。
お金のお守り本 著者のプロフィール
「お金のお守り本」は、税理士の大河内薫先生と、漫画家のあんじゅ先生の共著です。
税理士 大河内薫先生
- 株式会社ArtBiz代表取締役
- 税理士
- YouTubeチャンネルは登録者29万人超え
- Voicyや各種SNSでお金の知識を発信
- オンラインサロン「大河内薫マネリテ戦略室」
- お金の教育を義務教育に導入すべく活動中
- 「お金のお守り本」では、モジャモジャ髪を大量に描くために専属のアシスタント「モジャスタント」がついた
漫画家 あんじゅ先生
このTシャツどう?イケてる? pic.twitter.com/mtAwFXn416
— あんじゅ先生☆漫画家 (@wakanjyu321) January 29, 2022
- フリーランスの漫画家
- 元大学職員で入試広報を担当。5年間勤めた後、コネなし実績なしからSNSを通じて仕事を得ている。
- 漫画家のためのオンラインサロン「あんじゅ先生漫画家サロン」を運営
- 「お金のお守り本」では「面倒くさい」、「分からない」が口癖で、私たちお金の初心者の気持ちを代弁(ありがとう!)
お金のお守り本の概要
お金のお守り本では、
・節税方法
・お金の増やし方
を中心に説明しています。
・2章 「税金と保険」でお金を守る!
・3章 「投資」でお金を守る!
・4章 投資信託 理解編
・5章 つみたてNISA 実践編
・6章 iDeCo 実践編
・7章 「日常に潜む罠」からお金を守る!
税金や投資といった単語に「げげっ!」と思ったあなたも安心してください。
全て漫画で、物語調に進んでいくので、スラスラ読めちゃいますよ♪
「貯金をするとお金が減る」の意味とは?
これにはインフレが関係しています。
ちなみにインフレとは、
インフレとはモノの値段が上がり続ける状態のことですが、モノの値段が上がることは、言い換えると「お金の価値が下がる」ことです。例えば、それまで100円で買えていたジュースが2倍の200円になったとします。同じジュースを手に入れるのに以前の2倍のお金が必要になったわけですから、お金の価値は2分の1になったといえるでしょう。
au自分銀行 インフレとは何のこと?インフレのメリット・デメリット
世界各国の政府は、インフレ率2%を目標にしています。
つまり、目標通りにいけば毎年2%ずつお金の価値が下がっていくのです。
今の時代の銀行は、100万円を1年間預けたとしても利息はたった10円です。
銀行に預けてもお金はほぼ増えないのに、お金の価値は年々下がっていく…
そう、
銀行貯金をしているだけでは、お金は年々減っていくのです!!
社会保険は最強!民間保険は不要?!
会社員の方、毎月給与明細を見て
「うわー何かめっちゃ引かれてる」と思ったことはありませんか?
ガンガン天引きされているのは、税金と保険料です。
何かよく分からないまま給与から天引きされている年金や保険料ですが、
実は世界最強の公的保険だったのです!
給与から引かれている社会保険料の内容はこの4つです。
- 医療保険:医療費の負担が3割になる等。
- 年金保険:老後の年金に加え、障害をもった場合や死亡した場合にも年金がもらえる。
- 介護保険:介護が必要になった時に、サービス料の負担が1割になる。
- 労働保険:休職中や仕事で怪我や病気をした時に給付金がもらえる。
医療保険についてもう少し深掘りすると、
・医療費が高額になった場合も、自己負担は8~9万円になる(平均的な年収の場合)
・出産費用が平均50万円のところ、40〜42万円の一時金がもらえる
・産前42日+産後56日まで、給与の約3分の2がもらえる
・業務外の病気や怪我で働けない時、給与の約3分の2がもらえる
あれ?CMでやってるような民間の保険って本当に必要…?
実際、「車両保険や最低限の掛け捨て保険以外いらない」という意見もあります。
毎月お給料から結構な額を社会保険料に払っているのですから、しっかり内容を把握して、使える時はフル活用しましょう!
iDeCo+NISAで貯金と800万円の差がつく?!
前に見てきた通り、貯金をしてもお金は減っていきます。
ではどうやってお金を増やしていくのかというと、
iDeCoとNISAを使った投資です!
お金のお守り本にはこんなシミュレーションが載っています。
・貯金した場合→1200万円に
・つみたてNISA+iDeCo で投資に回した場合→2000万円に!
元手は同じなのに、800万円も差が出るのは驚きですね!
お金のお守り本には、iDeCoとNISAを始めるための
・口座の開き方
・投資信託の購入方法
が、実際の画面の画像と合わせて説明されているので、途中で難しくて挫折することなく、投資デビューできますよ♪
さらにおすすめの投資商品も具体名を出して紹介しているので、「どれを選べばいいか分かんない!」という人も安心です。
ただし投資は自己責任。
本に書かれている選び方を元に、最終判断は自分で行いましょう♪
お金のお守り本の個人的好きポイント
最後に、個人的に好きなポイントも紹介させてください。
- 主婦(主夫)
お金のお守り本では主婦の事例を出す際、「主婦(主夫)」と書かれているのです。
小さなことですが、「そうだよね!今時主婦って女性だけじゃなくて男性の場合もあるよね!!!!」と感動しました。
- 注文カード
本のカバーを外したら隠しメッセージがあったり、牛乳パックを開いたら「リサイクルしてくれてありがとう」メッセージがあったり…
そういう小さな遊び心や気遣いに、キュンとしませんか?
お金のお守り本には、本に挟まっている注文カードに、実は隠れメッセージが…!
気になる方は、ぜひ紙の本を買ってみてくださいね♪